WordPressは記事の下書きを自動保存(リビジョン)して、後から復元できる便利な機能があります。ただし、設定を何も行わないと無制限にリビションが行われ、保存の為にデータ容量を消費しサイトの表示速度にも影響が出てしまいます。そうなる前に、早めに設定を行なっておきましょう。
リビジョン数を制限するには、WordPressの wp-config.php ファイルにコードを追記します。
wp-config.phpはどこ?保存場所(エックスサーバー編)
「WordPressの画面を探しても、wp-config.phpのファイルない・・・?」と言う経験をしたので、本題の前に場所の紹介を入れておきます。
- エックスサーバーのログイン画面を開きます。
- ファイルマネージャーからIDとパスワードを入力します。初めてログインする方は、サーバー契約時のメール本文にIDとパスワードの記載がありますのでご確認ください。
3. ファイルマネージャーを開いたら、サイトのドメインと同じ名前のファイル名を開きます。
4. サイト名のフォルダの中から、 public_html を探します。
5. 画面の下の方に、 wp-config.php があります。
編集を行う際は、画面上のメニューから編集を選択すると、そのままサイト上でコードの編集を行うことができます。
リビションの回数を制限する設定
wp-config.phpの場所がわかったら、あとはコードを追記するだけです。
次のコードを、 /** Sets up WordPress vars and included files. */ と require_once ABSPATH . ‘wp-settings.php’; の間に追記します。回数を変更したい場合は、5の部分に好きな数を入力します。
define(‘WP_POST_REVISIONS’, 5); //リビジョン数を5に設定
設定はこれだけでOKです。入力したら、更新を忘れずに行いましょう。
回数制限の確認方法
1.WordPressを開き、投稿画面から作成中の記事を開きます。
2.右のメニューバーの投稿タブを選択し、リビションの件数を確認します。
設定を行う前は、無制限に保存が行われるため制限なく数が増えていきますが、設定後は回数の制限がかかり、古いデータから削除が行われます。
設定前の記事のリビジョン回数はどうなるのか?
制限を行う前の記事を見てみると、回数制限は反映されていません。
リビションの設定を行った後に、記事の編集を行い更新を行うと、設定が適応されます。
以上、リビジョン回数制限の紹介でした。
簡単にできるので、サイトのパフォーマンス向上の為にも設定を行っておきましょう。